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シンシウエニシ徒然草々


Diary-2007/07/28
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野々市


今日は野々市じょんがら祭りです。

家の直ぐ近くでお祭り騒ぎでした。
交差点で浴衣の女性や、薄着の女性や、目に毒な女性が信号待ちしてました。

私は、車を運転中のルームメイトを、興奮気味に誘います。
「お祭りや。お祭りや。おなごさ見にいこう。
浴衣美人がいっぱい居ること受けあいやで。
りんご飴も売ってるで、りんご飴嫌いやけど。」

「一人でいきなよ。僕は本屋に行くから。」

「一人で行くの寂しいやん。
みんながお祭りで楽しそうにしてる中を、一人ぽつんと眺めて歩くと、近くて遠い世界を感じてしまうやないですか。
本当は世界と隔絶されている自分を、直視したくないやん。
簡単に言うと、おっちゃん、一人は辛いねん。
おっちゃん、一人は寂しいねん。」

「まじで、気持ち悪いからやめろよ。」

「彼女が欲しいなあ。」

「祭りにいって、軟派すればいいじゃないですか。
元気良く声掛ければ案外大丈夫だって。」

「わたくしは何を隠そうナイーブ植西ですよ?
軟派なんか出来るか!
そんな勇気があったら今ごろ、事務のお姉さんとねんごろになっとるわ!
ナイーブ植西をなめるなよ!」

「軟派もせずに彼女なんかできるわけないじゃないですか。」

「空から飛行石を持って降りてくるのを待ってるんですよ。
もしくは、山犬に乗ってくるとか、無人島で二人きりになるとか。」

「・・・とりあえずさ、帰ってシャワー浴びよう。
それから本屋に行こう。
どうせ祭りに行っても、仕方ないで。
女性を見てるだけで、結局悲しくなるよ。
ほんとに見てるだけになるんだし。」

「うん。いや、えっと、うん。
おっちゃんも本屋行く。」

お祭り好きだけど、お祭りが楽しくないまん丸教祖です。

明日はきっといいことがある。
そう思っていいことがあったことは少ないけれど、
明日はきっといいことがある。


ではまた ごきげんよう。


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