シンシウエニシ徒然草々
Diary-2007/07/07
半額
スーパーの惣菜や食材に、半額シールが貼ってあると思わず手にとってしまうのは、苦学生には避けられないことです。
半額シールの付いた商品だけをレジに持っていくのは、なんとなく気が咎めますが、背に腹は代えられないのです。
苦学生が見栄を張るほうが罪だと、まん丸神もきっと言っておられます。
教祖は、まん丸神と会ったことがないので確認は取れません。
夕方スーパーで、半額シールやおつとめシールを見つけると、期待する半面、とても悲しくなります。
どう見ても、明らかに原価割れの巻寿司の向こう側に、キュウリ農家の苦悩、養鶏家の涙、米農家の汗、のり生産者の努力、惣菜コーナーのおばちゃん達の低賃金が、圧倒的な存在感と映像で私の脳裏を埋め、それらが報われること無く、私の手に不当な対価で納まろうとしています。
需要と供給の関係とはいえ、こんな暴虐がまかり通っていいのか!
計画経済は、悪ものじゃないです!
資本経済が世知辛すぎるのです!
現状に咽び泣いても、どうにもなりません。
半額シールなくしては、何も買えない私だけれど、私は無念です。
生産者に対して報いることが出来ない私が無念です。
ごめんなさい。
半額ばかり買ってごめんなさい。
今日も謝りながら、甘エビのから揚げ200円を半額でいただきました。
いつかご恩を返したいです。
ではまた ごきげんよう。