グッピー


去年、水槽に２ペアのグッピーを放した。

直ぐに、オスの一匹が死んだので、３匹になった。
残ったオスが大変がんばり、次々と子供が生まれた。

グッピーは卵胎生メダカなので、４�o程度の稚魚が親から直接生まれる。
見ている限り、メダカが卵を自分で食べるように、稚魚を食べることもないようだ。
しかし、生存率は極めて悪く、どんどん稚魚は死んでいく。
結局、この３匹の親の子で、成体になったのは４匹ほどだった。

７匹になったグッピーは、親子兄弟入り混じって、産めよ殖やせよと、子を次々と産んだ。
近親交配になるが、大丈夫なのだろうか。

調べてみると、近親交配の禁忌は文化的、宗教的なもので、よほどの遺伝疾患血統で無い限り、人間でも問題は出ないそうだ。
人間では、エジプト王家、インカ王家で、実証されていた。
驚くことに、娘が父親の妻になることが一般的な地域も、近代化する前まで有ったことだ。
一つ、常識が常識でなかったことに気づかされた。

しかし、理屈では納得しても、気持ち悪さはどうにもならない。
人間、やっぱり理屈じゃない。
まん丸神も、そうおっしゃっているに違いない。
例によって、まん丸神に直接確認は出来ない。

グッピーのことに戻るが、相変わらず生存率は低かったが、着実に殖えている。
第一世代はもう死んでしまったが、今では１５匹くらいになっている。
先日、また稚魚が数匹泳いでいるのを見つけた。
今後も、着実にグッピーは殖えていくだろう。

１００匹を超えたら、佃煮にしたい。
メダカよりも一回り大きいので、食べ応えがあるだろう。

楽しみだ。


ではまた　ごきげんよう。